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「A Wizard of Earthsea(ゲド戦記)」を洋書で読もう【多読】

ゲド戦記第1巻「A Wizard of Earthsea」のあらすじ

1960年代の小説ながら今も読み継がれるファンタジー小説の傑作「ゲド戦記」。

第1巻の原題は「A Wizard of Earthsea」です。

第1巻は大賢人ゲドの幼少時代から20歳ころまでの物語です。

ハイタカと呼ばれる小さな少年はとびぬけた魔法の才能を持ち、
魔法の師のもとで誇り高い若者に育ちました。

しかし、虚栄心から決して使ってはいけない魔法に手を出してしまい「影」に追われる身となります。

「影」の正体はなんなのか、影に追われ、
向き合う中で成長していくゲドの物語です。

お気に入りのシーン

「A Wizard of Earthsea」の魅力は、
ゲドの成長を描く精神的な要素と、
魔法が息づくアースシーの世界を描く鮮やかな描写です。

ゲドが生まれ育った島の厳しく美しい自然、
魔法使いが集まる島ロークの神秘、そしてドラゴンが住む荒々しい外海。

こういった風景描写とゲドの内面世界が重なり、読者を物語にひきこんでいきます。

特に好きなシーンは、ゲドが初めてロークの学院の中庭に行くシーンです。

中庭でゲドは魔法に満たされた一瞬を体験するのですが、
日の光や噴水の水が「ことば」を語りだすシーンはとても印象的でした。

「A Wizard of Earthsea」を洋書で読む難易度について

僕は初め翻訳で読みましたが、
対象年齢が高めの小説なので英語のレベルは簡単ではないです。

でもゲド戦記シリーズの魅力の一つである詩的な表現をもともとの言語で楽しめるので、
挑戦する価値はあります。

日本語版を先に読んでおけば、
辞書を引きながら比較的楽に読み進められると思う。
人生の折々に読み返したくなる1冊です。